ついけん

米オーガスタ・クロニクル紙、左右幅を縮めた新聞に #Newspaper

takosaburou ライター: takosaburou
カテゴリー: ビジネス
投稿日:2011/9/8
タグ: オーガスタ・クロニクル 新聞 サイズ 左右幅

アメリカのオーガスタ・クロニクル紙が、新聞の紙型を変えます。左右幅を1.5インチ狭めるのだそうです。同紙のHPで報じています(2011年9月3日付け)。
左右幅を縮めるのは10月半ばから。印刷コストをカットするためだが、それ以上の価値もある。皆様の新聞の将来と~より重要な事として~地元のジャーナリズムに投資するのだと同紙。ちなみに、この記事を書いてるのはアラン・イングリッシュ氏。こないだ「新聞の課金に学ぶ~米サイトで特集 #Newspaper #paywall」に出てきた方です。

新聞などのメディアは、今回の景気後退で売り上げが落ちる一方、業界では読者が必要としているデジタル・サービスの開発に血道を上げています。デジタルの成長はエキサイティングであり、明るい未来を提示してくれるとイングリッシュ氏は書きます。

左右幅を縮めることで、解雇せねばならない人員も減らせそうなのだとか。特に景気が予期せぬ二番底を迎えるに当たっては尚の事だとしています。

左右幅の変更は、動詞の変革のスピードを速める事になるのだそうです。

もし、ジョージア州のサヴァンナやフロリダ州のジャクソンビル、もしくはサウス・カロライナ当たりに行かれたら、この左右幅の変更は既に行われてお馴染みであり、業界の標準に合わせて調整していくと同紙。幾つかのマイナー・コンテンツも調整するのだそうです。

我々は、超少数の読者に人気のあるローカル・ジャーナリズムやニュースに、また長年掲載した新聞特集記事にプレミアムを与えたとイングリッシュ氏。課金の事を指しています。これまでの「都心」(“metro” )ニュースや1面に載っていた以上の記事がオンラインに移行しました。また株価情報などは紙媒体から外し、これもオンラインに以降させたそうです。

今回の不況で、同紙は様々な変更を余儀なくされました。無くした物の1つにテレビ欄や料理レシピなどがあります。また全国ニュースなどを含む通信社の記事を減らしました。コンテンツの幾つかは、今後たまにしか掲載されないそうです。カリン・キャロウェイ氏のフード・コラムは引き続き掲載されますが、テレビ欄は週末にオプションとして提供されるのだそうです。宅配希望者は(706) 722-5620まで連絡をして欲しいとの事です。

新しいフォーマットを巡りタフな選択をするに当たり、我々は他では得られない材料にプレミアムを与える。紙媒体の新聞は、地域のニュース体験の質を供給し、皆様に与えるビッグ・ニュースにレンズを構える事となろうとイングリッシュ氏。

コミュニティ紙は今なお価値があるだろうか? 勿論だ。

我々は、あらゆるタイプのニュースや情報を集め、編集する努力を倍加した。最近行わねばならなかった調整に当たり、可能な限り現場の記者に賛同を得られるように務めた。鍵となるトピックには記者を割り当てる。犯罪とか教育とか、地方行政、高校スポーツ、エネルギー問題、健康、消費者問題、訃報などがそうだ。

ちなみに、同紙では最近、新型の編集マネジメントシステムを購入し、編集者がオンラインでの配信も簡単に行えるようにしたのだそうです。スマートフォンアプリや、紙媒体対応も同様だとの事です。記者向けにiPadも購入したのだとか。紙媒体は利益を生むだろうとしています。読む時間が長いからだそうです。多くの読者がTwitterでフォローしているからだとか。

読者が第一に必要とするローカルなニュースの源を維持する為の変更であり、何時でも何処でも何とでもして読者の期待に応えていきたいとしています。また、この問題では読者から寄せられた多くの声を重視していくとの事です。

この節約が、新聞製作業務に寄与し、コミュニティにニュースや情報を与えるのに役立つ事を期待したい。それこそがビジネスとして成り立っていけるのだから。

さて、結果がどうなりますやら。こうした傾向については「UNA-DON」の方でも書いておりますので、ご興味のある方はお読みください。

※新聞メディア・ビジネスが今後どうなっていくか、海外の事例を交えながら講演したく思ってます。往復交通費プラス日当2万円から。ご興味のある方はこちらまで御連絡下さい

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