ついけん

世界最大の英字紙チェーンが株式公開の準備

takosaburou ライター: takosaburou
カテゴリー: ビジネス
投稿日:2011/2/23
タグ: 英字紙 世界最大 チェーン IPO インド

皆さん、世界最大の英字紙チェーンってどこかご存知でしたか? 

私は全く知らなかったのですが、インドのベネット・コールマン社なんだそうです。アメリカの会社じゃないんですね。これって少し驚き。

傘下にあるタイムズ・オブ・インディアの総部数が700万で英字紙では世界一。部数そのもので見ても、朝日新聞と良い勝負ですね。経済紙のエコノミック・タイムズも、この分野では世界2位だそうです。まぁインドの人口と英語をしゃべる人口を考えれば当然なのでしょうが…。

そのコールマン社がインドでの株式上場準備に入ったそうです。bloomberg.comが報じています(2011年2月16日午後3時51分投稿)。

関係筋3人が明らかにした所によると、コールマン社では向こう2年以内にIPOを行う可能性があるのだそうです。従業員向けにストックオプションの計画もあり、既に先週打ち明けられているのだとか。

同社の広報担当者はコメントを拒否しています。

IPOによって、広告収入が落ち込んでいる欧米のライバルを尻目に、投資を呼び込んでインド市場での更なる成長が可能になります。プライスウォーター・クーパーズが昨年予測した所では、アジアの新聞市場はアメリカの人口よりも多く、今年は年間で6.8%の成長を遂げ、2014年までには41億ドルにまで成長するとしています。

「メディア全般への支出は極めて良好だ」(“Overall media spends have been pretty buoyant” )というのがインドなのだそうです。そう語るのはスパーク・キャピタル・アドバイザーズ社のアナリスト、アーシャナシュ・アプガンローワ氏。「自動車や教育、不動産への消費が活発なので、小さな都市での支出も高い」(“As people spend more on consumption like automobiles, education and real estate, we are looking at higher spends in the smaller towns too.”)。

ブルームバーグが入手した内部文書によると、コールマン社では2015年の12月31日までに株式が公開されない場合、従業員には現金補償を行うかもしれないのだそうです。ストックオプションでは従業員は1株446ルピー(9.8ドルに相当)で買え、向こう4年間は所定の日までは投資可能なのだとか。

一方、アメリカはというと昨年9月時点での集計では、半年間に635紙で前年同期比で5%の落ち込みとなりました(ABC協会10月発表)。ウォールストリート・ジャーナルが206万部でトップ。USAトゥデーは183万部。ニューヨーク・タイムズは、87万6000部で3位となっています。

ちなみに、ニューヨーク・タイムズ紙の親会社(ここもニューヨーク・タイムズ社と言います。ややこしい話だ。傘下にはインターナショナル・ヘラルド・トリビューンなどもあります)が2月3日に発表した所では、第4四半期の利益は26%減でした。紙媒体広告と部数収入が落ち込んだからです。

日の出の勢いと、そうでない国との差がくっきりしていますね。先日紹介した人民日報の株式公開の噂と言い、アジア市場は活況を呈しています。

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